整形外科|かつ整形外科・手のクリニック|阪急甲陽園駅の整形外科

〒662-0016 兵庫県西宮市甲陽園若江町6番1号

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整形外科

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整形外科を受診される患者さん

整形外科を受診される患者さん

整形外科は骨や関節、筋肉などの運動器に関する疾患やケガを診る診療科です。「運動器(うんどうき)」は、人体の運動機能に関連する部位や構造を指す用語です。骨、筋肉、関節、腱、靭帯、神経などが運動器に含まれます。これら運動器の障害によって引き起こされる痛み・しびれ・機能障害の改善を行うために、適切な治療法を提供いたします。当院では、患者さんの健康と早期回復をサポートするため、通常は以下のステップを経て診療を行います。

1

問診と診察

診察の第一歩は、患者さんからの病歴の収集です。症状やお悩みについてお話しいただき、その後、診察を行います。この段階での情報収集は、症状の原因を特定するために不可欠です。その後、必要に応じて下記の検査を行います。

2

レントゲン検査

多くの場合、骨や関節に関連する問題の診断にはレントゲン検査が必要です。レントゲン画像は、骨折、骨粗鬆症、関節の変形、腫瘍などの異常を可視化するのに役立ちます。

3

エコー検査

一部の疾患や怪我では、エコー検査が診断・治療において非常に有用です。エコー検査は、筋肉、腱、靭帯、神経などの軟部組織の異常を観察するのに役立ちます。必要に応じて、この検査を行い、より詳細な情報を取得します。
診察と検査の結果をもとに、専門家が最適な治療法をご提案いたします。患者さんの健康と快適な生活を取り戻すために、適切な治療計画を立案し、治療プロセスをサポートいたします。当院では、患者さん一人一人に合わせた個別ケアを大切にし、最良の治療を提供できるよう努力いたします。

エコー(超音波検査)とは

エコーは、産婦人科では、お腹の中にいる赤ちゃんの発育を確認できる安全な検査として知られています。検査したいところに専用のセンサーをそっと当てて、画像を観察します。整形外科でも筋肉・関節・腱・靭帯・軟部腫瘍などを詳しく観察するのに役立ちます。

主な長所

  • 被爆の心配がない
  • 診察室内で検査しながら画像を確認できる
  • 体表面における炎症部位の詳細な評価(皮下・関節内・靭帯付着部)
  • 体表面の腫瘤の評価
  • 関節・筋肉などを動かしながら検査できる

などがあります。特に、腱や筋肉の損傷の有無は、動かしながら検査しないとわからないこともあり、エコー診断の強みといえます。ただし、エコーは体の解剖を熟知した上で、「みたいところをねらって観察」しないとわかりません。長年エコーを用いて診断してきた経験をもとに、診断・治療を行います。

エコーを用いてできる治療法(例)

エコーガイド下ハイドロリリース

エコーを用いて、痛みや痺れの原因である神経にアプローチする方法です。通常、痛みを伴う神経は硬くなった筋肉の間に介在し、神経が身動きできない状態になっていると考えられています。ハイドロリリースは、この神経の周りに生理食塩水などをエコーで確認しながら注射し、神経の動きを取り戻してあげる方法です。効果については個人差がありますが、特に、神経がエコーで確認できる場合は効果が期待できると考えています。