手外科
手外科
手は小さな骨、筋肉、腱、神経が複雑に組み合わさった構造を持ち、精密な動作を可能にします。したがって、手の機能が障害されると、簡単な日常生活動作や趣味活動をはじめ、普段の何気ない手の動作やジェスチャーに至るまで私達の生活に支障をきたします。
手外科は、手の特殊な構造と機能を理解し、これらの手の問題に対して専門的な治療を提供することで、患者さんの手の健康と機能を回復させる役割を果たしています。当院では、手外科専門医である院長が、技術と知識を駆使して治療にあたります。患者さんができる限り良好な手の機能を維持・早期回復できるようにサポートします。
整形外科もしくは形成外科の専門医を取得した医師で、かつ、5年以上手外科に関する研修を受けたのち、日本手外科学会による専門医試験に合格しています。また、手外科専門医を継続するには、日本手外科学会により、5年ごとに技術の維持、向上が行われているかの審査を受けます。2023年現在、手外科専門医は全国でおよそ1000名程度(整形外科専門医はおよそ20000人)です。
当院の院長は、2006年に整形外科専門医、2013年に手外科専門医、2021年に手外科指導医を取得しています。